見学感想文
看護師 匿名

先日は見学の機会をいただきありがとうございました。

お忙しい中、現場に同行させていただき感謝しております。

まず事務所内を案内していただきました。皆さん笑顔で挨拶してくださり緊張もほぐれました。天井が高く開放感があり、ワンフロアで情報交換がしやすいと思いました。アットホームな雰囲気で働きやすい職場という印象です。また、医師、看護師以外にMSWや医療事務等の職員さんがおられ多職種連携されていると感じました。
物品庫は思ったよりも様々なものがたくさん置いてありました。内視鏡やエコー、血ガス分析器、レントゲンまでも小型化され携行できるようになっていることに驚きました。
訪問に出て何か不足していると困るので、個々に合わせた物品準備も看護師の大事な仕事だと聞きました。

その後中村院長、加曽利Nsと三件のお宅に同行させていただきました。今回は中村先生自ら運転されての訪問でしたが、本来はドライバーさんがおられ3人1組での訪問だそうで、運転の不安もなく、また移動時間を記録や情報共有の時間に充てることができると感じました。
訪問先はご自宅であったり施設だったり様々でした。それぞれ年齢も疾患も生活状況も全く異なっていました。一件当たりの訪問時間は短く感じましたが、状況によっては話し合い等で1時間かかることもあるということでした。その方の状況に合わせて診療内容も異なるとのことでした。
同行させていただいて感じたことは、病院と違い、医師と患者様の距離が近いということです。会話がされていたように思いました。診療の場所がご自宅であったりその方の生活の場であるため、患者様だけでなく家族も交えリラックスして白衣を着ていないということも距離が近いと感じた要因のひとつかもしれません。
パーカーやフリース、ダウンベストなどのユニフォームが豊富なのもいい点だと思います。緊張感を与えず相談しやすい雰囲気に感じました。
お宅に訪問することで、病院で患者様と関わるのと違い、その方の生活が見えるため家族を含めた具体的な生活指導ができたり、どのような介護、福祉サービスが必要なのかわかり、より個別性のある治療、看護が見えてくると感じました。その中で看護師はタイムリーな情報を連携機関に伝え相談し、よりその方に合ったプランを提供できるよう調整することも重要な仕事であると教えていただきました。

今後ますます在宅療養の需要が増えていきます。訪問診療、訪問看護もますます必要とされています。その人が住み慣れた家で治療や看護、介護を受けながら、家族や大切な人、物とその人らしく生活ができる、住み慣れた家でその人らしい最後を迎えることができる、ということは多くの方が望んでおられます。0~100歳までの様々な疾患、状態の方の、その人らしく生きるための力添えができる訪問診療の仕事に魅力を感じました。自身の経験は限られていますが、様々な方に関わることで経験も知識も増えていくことも魅力に感じました。
また、現在活躍されている看護師の方々も、私と同じように限られた経験から訪問診療をスタートされているということで、初めてでも勉強しながら患者様に関わっていけるのだなと、不安も軽減されました。
またお話を伺っていると、皆さん訪問診療に大きな情熱を持って取り組まれておられることが伝わってきました。私もいつかそこに関わることができるといいなあと思いました。

今回の見学が無ければ、普段の生活の中で訪問診療の存在を知る機会はなかったと思います。看護師が必要とされ活躍できる場所は本当に多岐にわたることがわかりました。 その中で自分はどのようなことがしたいのかしっかりとビジョンを持たなければと感じています。

お忙しい中、時間を割いてくださり貴重な体験をさせて頂きありがとうございました。

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