平成27年10月
研修に参加させていただき、ありがとうございました。
倉敷市健康長寿課 地域包括ケア推進室 赤木 美鹿

1日訪問診療に同行させていただいた中で、私の中に残ったキーワードは『安心感』です。訪問先でご本人やご家族の方が、先生や看護師に話をされている様子を拝見すると、ちょっと気になったことを聞く事ができたり、アルコールを飲んでいる事を素直に話されたり、とても信頼関係が出来ている様子に感じました。また先生からのアドバイスも区讃岐のことや食事のことなど、生活している本人に合わせたもので、それが本人の安心につながっているように思いました。本人とコミュニケーションを大切に関係作りをされている事、病院ではなく、患者さんの居場所に医師が訪問させて頂いているという状況の違いから、安心感も生まれてくるとのお話を伺い、みなさんの表情からも安心されている様子を感じとることができました。
また、在宅に変えられる場合、介護への不安もあるとは思いますが、医療面での不安が大きくそのことが在宅を妨げている事もあると思います。サービスを調整するということだけではなく、安心して在宅に戻れるように、退院前カンファレンスのときから医師や看護師が参加され顔が見えている事、多くの方が一緒に在宅を支えてくれると感じてもらえる事が、安神につながると感じました。
もうひとつ感じた安心感は、家族の方や支援者から電話連絡が数多く入ってくる様子からです。24時間体制というのは本人・ご家族にとって本当に安神になっていると思います。それだけでなく、自宅用のカルテがあり、支援者も見て現状を知ることができることや支援者も医師からアドバイスをもらいやすい関係になっていることは、支援者の安心につながり、それがご本人さんたちの安心にもなっているとおもいました。
今回訪問させて頂いた方のご様子から、本人・家族の思いが尊重され、ご本人が住み慣れた地域で安心して生活できていると感じ、これが包括ケアの目指すところなのではないかと感じました。この状況が倉敷市のどこに住んでいても確保できるように、仕組みを作っていくことが必要であると実感することができました。研修で学ばせていただいたことを、今後の業務に生かしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

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